チャールズ・マッケラス逝く(4)2010年07月30日 10時03分17秒

チャールズ・マッケラス
これは、と思うアーティストは大体はどこかどうかで観ているつもりだが、マッケラスはついにそれがかなわなかった。

今年出張のついでに是非、と思ってスケジュールを本気で調べたら、出張の候補日程2つともマッケラスのロンドンでの公演があった。ロイヤルオペラでのドニゼッティ「ドン・パスクワーレ」とフィルハーモニアオケとのベルリオーズ「幻想」。

どちらにころんでも行けるかと思ったが、残念だった。

イギリスでは「本拠地」という感じで尊敬されていたが、それでもイングリッシュ・ナショナル・オペラで英語版をやるとかオケだとスコットランド室内管とか、どこかメジャーっぽく無い活動が中心。

さすがに近年はウィーン・フィルやコヴェントガーデンに招かれていた。今回予定されていた「ドン・パスクワーレ」ももちろん原語イタリア語上演版。

純音楽的には晩年ははっきり衰える演奏者も多い。だが、それも味になったり、舞台に出てきただけでOKということもあるし、なかなか一概には言えない。

今秋の同じ頃にパリでは作曲家のクルターグもコンサートをやる。彼も同じくらいの年のはずだが以前よりも売れているくらい。今回もパリオペラ座ガルニエが会場だそうで、なかなか豪勢な話し。

すみだ川アートプロジェクト「SUPER JULY」Cantus2010年07月29日 10時54分10秒

アサヒビールアートスクエアはこの中の4階
7月26日(月)はアサヒビールアートスクエアのCantus公演へ。
すみだ川アートプロジェクト「SUPER JULY」の一夜。

Cantusは公式サイトに次のような説明がでている。

「グレゴリオ聖歌やミサ曲などの古楽から、近代/現代音楽まで、普段聞かれることの少ない合唱曲を独自の解釈で歌う20代の女子8人で構成されている合唱団。メンバーは小さな頃同じ合唱団に在籍していた仲間で、音楽大学出身者はいない。教会でのコンサートにとどまらず、大谷石採掘場跡や、自由学園明日館など、様々な場所でのライブを展開。指揮、指導は、同合唱団元メンバー、太田美帆(UA、高木正勝、中島ノブユキ等のボーカリスト/コーラスとして活動)がつとめている。」

http://cantus.otamihoandcantus.client.jp/index.html

クープラン、バード、阿部海太郎、デュリュフレ、ストラヴィンスキーなどが前半で、後半の最後には一ノ瀬響(いちのせ・きょう)の大曲の書き下ろし初演(笙の石川高がゲスト)。

ここしばらくウィリアム・バードを聴く機会が何度かあったが、この日もそう。重なるときは重なるもの。この作曲家も消えそうで消えない。16世紀で80歳以上まで生きたようだから、そもそも生命力も強いのだろう。

一ノ瀬響は楽譜をiPadに入れて、それを見ながらGPをやったらしい。かっこつけでiPadをこのように使う人もいそうだが、一ノ瀬さんなら実用でぴったりはまる。エミリ・ディキンソンの詩によるきれいな曲だった。

彼はMacで録音したり、初演曲の説明をステージでしたり、本番中も客席後ろからサインを出したり大活躍。

佐渡キャンディード御喜ワークス2010年07月28日 09時39分27秒

本日のMusicScene.jpアップは佐渡裕「キャンディード」と御喜美江のアコーディオンワークス2010の紹介。

http://musicscene.jp/492
http://musicscene.jp/musicscene/event/

今回のロバート・カーセン演出の「キャンディード」はパリのシャトレー、ミラノのスカラ、ロンドンのイングリッシュ・ナショナル・オペラの3箇所で共同制作され、BBCが早々に放送もしたりしてかなりの話題になったもの。共同制作でよくあるように順調に揉めてスカラでは一度は「やらない」みたいなニュースも流れたりした。

佐渡はオーケストラではもちろんだが、オペラでもDVDにもなったエクサン・プロヴァンスの「椿姫」はペーター・ムスバッハ演出だし、今回はロバート・カーセンと大物達との仕事を積み重ねている。

今回の「キャンディード」は言ってみればセリエAやプレミアリーグの上位チームの公式戦を日本で見られるようなもの。兵庫と東京両方でやられるのは何より。

御喜美江のアコーディオンワークスも無理して毎年やらずに、アイディアがたまったところでやるのは好ましい。「継続は力なり」みたいのが表に出てくるとお互いに息苦しくなる。

http://mie-miki.asablo.jp/blog/2010/07/28/5254011

気がつけば佐渡さんも御喜さんも、もう何十年もヨーロッパで現役を保っている。今回の仕事なども円熟期の代表的なものと言えるのだろう。

Google 書籍2010年07月27日 09時31分59秒

GmailでもGoogleカレンダーでもともかくGoogle系のサービスを利用すると、上の方に主なサービスがでてきて、その他をクリックすればすべてのサービスを見ることができる。さすがのGoogleでも栄枯盛衰色々あり、あっという間に消えていくGoogle Noteのようなものもある。

そこにいよいよ「書籍」(Googleブックス)というのが加わってきた。文字通り書籍そのままがpdf化されたものが読めるというもの。

http://books.google.co.jp/books?hl=ja

有料、無料、全文閲覧可能、サンプルページのみ閲覧可能、イメージのみ、などなど色々で、メインは英語の本。「これでは日本語のモノは実用上全然使えない」というご意見もあるかもしれない。

だが、例えば音楽関連で言えば、PHP新書から出ている小沼純一著の「武満徹-その音楽地図」は頭から64ページ読めるようになっている。

iPadやキンドル云々や電子出版と言ってもまだ一般的には関係の無い話のようだが、Googleのこのサービスは、何も買い足さずに手元のパソコンですぐに読める。

どんな文句があっても資本金は出していないのだから、あきらめもつく。ほんの少しでも使えることがあれば儲け。しかも一番最初の実験段階で、この程度ということは驚異的とも言える。

とりあえずiPadより実際上の反響は大きそう。

末摘花2010年07月25日 09時22分31秒

7月30日(金)、31日(土)と紀尾井ホールで寺嶋陸也作曲のオペラ「末摘花(すえつむはな)」が上演される。杉理一率いるニュー・オペラ・プロダクション創立20周年記念。

榊原政常台本「しんしゃく源氏物語」によるということで「源氏物語もの」。「天下の美女が天下の醜女を競演!面白い!女性だけのオペラ!」とチラシのコピーに書いてある。

男性だけのオペラは時々みかけるが、女性だけは少ない。
ピアノ曲でも「左手のために」はきくが「右手のために」はあまりきかない。
茂木大輔さんは「『コントラバス抜きのオーケストラより、コントラバスだけの合奏の方が良い』といいたいほどコントラバスは大事」とおっしゃるくらいで、普通は低音保持が大事ということか。

グレン・グールドは逆に自分のオーディオ装置は高域を上げて聴いていたらしいから、このオペラもそっち系統の方向き?まあ、オーケストレーションとか工夫されているのだろう。

2日だけの公演でヒロインは天羽明惠と塩田美奈子となかなか豪華なダブルキャスト。研究生をなるべく舞台に上げるとか、彼女らになるべくチケットを売ってもらうとか、理由はあるのだろうが、ダブルキャストはリハーサルも倍必要で、味も薄くなりがち。トータルコストで見ても本当に安上がりになっているのか?とも思えるが、ともかく日本ではダブルキャストが多い。

紀尾井ホールはコンサート専用設計で、先日も東京室内歌劇場がモーツァルトでここを使っていたが、逆手にとってオペラ用として説得力を持たせるのは演出家の腕の見せ所。キャパは確かに室内オペラとしていい線だし。

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■ニュー・オペラ・プロダクション
創立20周年記念第13回オペラ公演 末摘花

2010年7月30日(金)18時30分開演(18時開場)
2010年7月31日(土)15時開演(14時30分開場)
紀尾井ホール

主催 : ニュー・オペラ・プロダクション
協賛 : (財)新日鐵文化財団

出演 :
末摘花 : 天羽明惠(30日)、塩田美奈子(31日) ほか
指揮 : 寺嶋陸也
制作・演出 : 杉 理一
管弦楽 : 東京ニューシティ管弦楽団
料金 : S席 8,000円/ A席 6,000円/ 学生A席 3,500円

【チケットの取扱い】
紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061(10時~18時/日・祝休)
ニュー・オペラ・プロダクション 03-3328-0817 FAX:03-3328-0655
e-mail:newopera@jcom.home.ne.jp
http://www.kioi-hall.or.jp/calendar/concert_h.html#100730

チャールズ・マッケラス逝く(3)2010年07月24日 11時37分30秒

お薦めディスクの続きで、マッケラスと言えば、もちろんイギリス物を忘れるわけにはいかない。

エルガーでは交響曲以外の管弦楽作品を集めたこのあたり。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2634178

CD-1
・序曲『フロワッサール』 op.19
・チェロ協奏曲ホ短調 op.85
・エニグマ変奏曲 op.36
 ロバート・コーエン(チェロ)
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 チャールズ・マッケラス(指揮)
 録音:1992年(デジタル)

CD-2
・『子供の魔法の杖』組曲第1番 op.1a
・『子供の魔法の杖』組曲第2番 op.1b
・スターライト・エクスプレス
・夢の中の子どもたち op.43
 アリソン・ハグリー(ソプラノ)
 ブリン・ターフェル(バリトン)
 ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団
 チャールズ・マッケラス(指揮)
 録音:1990年(デジタル)

わりと有名なチェロ協奏曲も入っているが、コンチェルトらしくなく淡々と進み、その分何度も聴きたくなる類の演奏。

それから、ディリアス ( Frederick Delius )管弦楽作品集 マッケラス&ウェールズ・ナショナル・オペラ管(2CD)。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/783575

これはともかく入手しておいて、一度聴いてつまらなくてもずっと持っているといい。こういう音楽のあり方に共振するときもくるかもしれないから。

あと、大穴と言っては何だがナクソスレーベルでのマッケラス盤がカタログを見ているだけでもおかしい。

http://ml.naxos.jp/KeywordSearch.aspx?word=%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%A9%E3%82%B9

原典版、原語主義者やベルリン・ウィーンなどを中心と考える方々が目をムクくようなモノが並んでいる。

ヤナーチェクはもちろん、オネーギンやサロメの英語版オペラ。モーツァルト編のメサイア。シドニーのオーケストラとやったワーグナーの抜粋(それにニルソンが来ているのがさすが)。あげくにマッケラス自身が編曲したヴェルディ。

月額1890円の聴き放題もいいが、無料の試聴も似合いそうな気もする。

チャールズ・マッケラス逝く(2)2010年07月23日 12時11分32秒

前回<<特に日本には来たことがあるのだろうか。あるのかもしれないが、目立った来日の記憶はない。 >>と書いたら、早速来日情報を教えてくださるコメントが付いた。やはりこの手だとat.oyamadaさんによるもの。

http://yohirai.asablo.jp/blog/2010/07/16/5220619#c

あいまいな書き方をしておくと、こうやってその筋の専門家に教えていただけるので話しが早い。

2チャンネルにはこんな来日情報も載っていた。

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東京都交響楽団第161回定期公演(1982年9月14日)
ティペット 歌劇「真夏の結婚」より典礼舞曲
ベルク ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー 交響曲第4番
指揮 サー・チャールズ・マッケラス
ヴァイオリン 潮田益子

同 第162回定期公演(同 9月27日)
エルガー  チェロ協奏曲
エルガー  交響曲第1番
指揮 サー・チャールズ・マッケラス
チェロ  ヤーノシュ・シュタルケル

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これが正しければ、これだけでもマッケラスの個性はくっきりしている。

エルガーやティペットといったイギリスもの、シュタルケルのような巨匠が信頼する協奏曲指揮者。そしてチャイコの4番はオケ側からの依頼か何かで、そういうのでもものの違いは見せつけたのだろう。

今からディスクでマッケラスに接したい方は、まず次の両DVDがお薦め。

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1)ヤナーチェク作曲 歌劇『利口な女狐の物語』全曲 ハイトナー演出、マッケラス&パリ管弦楽団(日本語字幕付)
通常価格(税込) : ¥6,825
カタログNo : GNBC2005
フォーマット : DVD
レーベル :ジェネオン ユニバーサル エンターテインメント
発売日 : 2004年06月25日
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1879764

マッケラスの定評あるヤナーチェク・オペラの中でも決定盤。パリ管が実に緻密な音を出している。トーマス・アレン(森番)が歌う例の「太陽は日没の直前がもっとも美しい」のところは圧倒的。

2)ヤナーチェク作曲:
①グラゴル・ミサ(原典版)
②嫉妬(「イェヌーファ」のオリジナル前奏曲)
③狂詩曲「タラス・ブーリバ」

サー・チャールズ・マッケラス(指)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団プラハ・フィルハーモニー合唱団
ヤン・ホラ(Org)
収録:① 1996年3月21日、②③ 2003年5月22日(ライヴ)
場所:プラハ、芸術家の家ドヴォルザーク・ホール
¥5,555
カタログNo : SU7009
フォーマット : DVD
レーベル : Supraphon

http://www.hmv.co.jp/product/detail/1473977

バランス上、もう1枚はヤナーチェク以外で,と思ったが、そういう俗っぽい感覚を寄せ付けないこちらも決定盤。

ネット上の第一次情報2010年07月21日 08時37分25秒

本日のMusicScene.jpは先週末に行われたオペラ「ファウストの劫罰」、反オペラ「納戸の夢」または「夢のもつれ」関連。

http://musicscene.jp/489

http://musicscene.jp/488

本番に行った人も行かなかった人も、興味や好奇心があるなら、事後も批評だの何だのあれば見たくなるほうが普通だろう。

今回の高橋悠治の新作反オペラでは、作曲者、台本作家、主演者、主催者の事前や事後のレポートがネット上で揃っているので、そのアドレスをご紹介させていただいた。

書き手が揃っていて、ご挨拶や仲間褒めを超える水準のものが並んでいれば、何と言っても当事者のものは面白い。その上で自分が実際に観て印象が異なればさらにいい。

公式サイトが詳細にできているのは好ましいが、あまりに整えられ過ぎているのも、売らんかなに見え過ぎる。売るために詳細にするのはいいが、あまりに一面的なのもどうかというわけだ。

ネット上はもう少し、一次情報的な方が面白い。その上で何を読み取るかは読み手の仕事。それが不安な方は既成の音楽雑誌をどうぞ、ということになる。

トリプルヘッダー終わる2010年07月19日 11時26分15秒

猛暑の連休中だが昨日は「ファウストの劫罰」「影の反オペラ」「豊中混声合唱団東京公演」という、より暑くなりそうなトリプルヘッダーで、まあそれぞれ無事終わったようだ。

「影の反オペラ」は会場が神楽坂のシアターイワトという100席くらいの芝居小屋。知る人ぞ知る、という程度で、特にサントリーホールや紀尾井ホールしか行ったことがない、というクラシック系高橋悠治ピアノファンの方からすれば地図を見ても不安なような会場。

「この辺か」と不安げにチラシの地図を見ながら歩いていると劇場の入り口付近で扇子であおぎながら高橋悠治が立っている。

彼はふだんから楽屋とかあまりいないで開演前は入り口付近でウロウロしたりしているが、狭いビル内よりは暑くても自然な外気のほうがまだいいのか、今回の公演では入り口の外へ。

これは不安げに会場を探している観客からすればいい目印。「遠くから悠治さんを見つけて、場所が分かってホッとしました」と何人かがおっしゃっていた。

休憩時も狭い劇場内ではなく皆が外へ。「再入場の際には半券をご提示ください」などと言われることもない。チケットレスシステムでそもそもチケットなどもないし。勝手に出て勝手に戻る。

こういう雰囲気だと、不安な人は益々不安かもしれないが。

「豊混東京公演」のほうは指揮者の西岡茂樹さんが風邪をひいたらしく出ない声を絞り出しながら「出演者の方が客席より多かったらどうしようといいながらここに来ました」などと頑張って司会までしている。

言ってくれないと分からないことは曲間にちゃんとしゃべり、音楽は自在にやっていた。いつからこんなにいい指揮者になったのだろう。

劫罰、反オペラ、豊混2010年07月18日 08時45分19秒

本日は東京文化会館での二期会「ファウストの劫罰」も神楽坂シアターイワトでの高橋悠治「影の反オペラ」も最終日。さらに、かつしかシンフォニーヒルズでは西岡茂樹指揮豊中混声合唱団が柴田南雄作品などを歌う東京公演もある。

http://www.nikikai.net/lineup/damnation/index.html
http://www.suigyu.com/monoopera.html
http://www.toyokon.jp/ivent/50s/teien50.htm

(日)だから皆マチネーだが、ファウストは2時、反オペラが3時、豊中混声は4時と開演時間は微妙に異なっている。

「ファウストの劫罰」は4日公演でダブルキャストで、そのうちのA組のヒロイン予定だった林美智子が出演不能で、結局B組ヒロインの林正子がA組分も1回歌い(計3回)、カヴァーの小泉詠子が一度ということになった。

林正子は前日のB組マスコミ公開ゲネプロでも歌っているから、GP・A組・B組と三日連続歌い、一日休んで本日ということになっている。大変にお疲れ様だが、このマルグリートは繊細で私は良い印象を持った。

<影の反オペラ「納戸の夢」あるいは「夢のもつれ」>初演のほうは35分ほどの作品だが、それに新作歌曲とショスタコーヴィッチの大曲「マリーナ・ツヴェターエヴァの6つの詩」が加わって、歌手の波多野睦美はこれ全部を一人で歌う。こちらは本番3回の前にゲネプロ1回で4日連続。

豊中混声合唱団東京公演はJohn Rutter、柴田南雄、新実徳英、高田三郎、三善晃の大曲ばかり5ステージ方式。これを他に職業をお持ちの皆さんが仕上げて東京公演に持ってくるわけだから、これも大変だ。

それぞれがこのように渾身の舞台なのだから、「どうせ3つは行けないのだから全部失礼しようか」なんぞと考えてはバチが当たる。