せんくらトラブル数平均値へ2008年10月12日 08時47分26秒

<ヴァイオリンの松山冴花 Photo:Christian Steiner>

前回の本ブログで、「100公演ぐらいの規模のフェスティヴァルではトラブルは年平均2こ。せんくらは3年目でいままで5こ。2×3=6が平均だから、平均よりトラブルがまだ1つ少ない。」と書かせていただいた。

ちょうどそれをアップした直後に、ピアニストの及川浩治さんの出演不能の電話が飛び込んできた。

及川さんは人気者で1500席の大ホールが発売直後に売り切れているので、その影響は正直言ってかなり大きい。しかもリサイタルでなくコンチェルトだとオーケストラとのからみもある。

つまり代わりのものを決めてもオーケストラが対応できなければ駄目だ。例えば別の演奏者で別のコンチェルトをやることになった場合、オーケストラの編成が異なると、そのメンバーを集めるのが大変な騒ぎになる。

ということで、元通りの曲が弾ける、現地仙台にいるピアニストの中から代理の候補が選ばれる。それで津田裕也さんに決定した。彼は前日も他のコンチェルトを弾いており他にリサイタルも2つ別プログラムである。それで更に新しいコンチェルトを引き受けたのだから、それだけでスーパー級の能力ということになる。

ともかくこれでせんくら3年間のトラブル数は平均値になった。あと二日あるが、これ以上あると平均オーバーということになる。

もっとももうここまで来ると他の手の打ちようもほぼないので、その場合は行き当たりばったりの現場判断の極みで対応するしかない。

「これ以上誰か倒れたら何でも弾きますよー」と明るく言い放ってくれるヴァイオリンの松山冴花のような能力的に余裕のあるアーティストが何人残っているかが現実的には勝負となる。

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