Music Scene.jp クルターグ、バエス2009年04月15日 11時17分52秒

フィリピンの作曲家ジョナス・バエス
今週のMusicScene.jpアップは、クルターグとアジアの現代作曲家作品展の紹介。偶然、現代音楽の記事が重なった。

http://musicscene.jp/musicscene/report/
http://musicscene.jp/musicscene/report/?ST=1
http://musicscene.jp/musicscene/feature/

1926年生まれのクルターグは今回初演された「コリンダ・バラード」を自身で最後の作品と言っているようだ。長生きして、いつの間にか現役最大の大家のような感じになり、ここまで来れば何をやってもニュースになる。

直接ピアノを教えたハインリッヒ・シフやゾルタン・コチシュはもちろんのこと、クラウディオ・アバドや五嶋みどりなど幅広い音楽家に尊敬されて、皆が宣伝してくれるのだから、知名度も広がるわけだ。

日本でも今度読響のシェフになるシルヴァン・カンブルランもそのくちで、何事にも積極的なカンブルランは読響でも「オペラも現代音楽もやりたい」と公言しており、クルターグ作品なども多分計画のうちにははいっているだろう。まあ本気でそれをやって追い出されたりしなければいいが。

それに対してアジアの現代作曲家とかが広く知られる可能性はほとんど無きに等しいが、今回の筆者の田口さんのように自身の表現活動以外にも、積極的に各地の会を見聞して発信してくれる人もごくごくわずかだがいらして、火が消えることは無い。

いずれにしても、ほとんどの表現者は(表現者でなくても、か)、「自分は本来よりも不遇」と考えているだろう。

武満徹などはその中では最も知られて、あれこれ報道もされていたと思うが、彼が亡くなったとき立花隆さんはテレビで「世界の主なマスコミでTakemitsuの死はトップ級の扱いを受けている。こんなに扱いが小さいのは日本だけだ。」とおっしゃっていた。支持者というのは有難いものだ。

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